こんにちは。
埼玉県草加市、獨協大学前〈草加松原〉在住の茶々です。
『獨協大学前〈草加松原〉のマンション購入・住み心地・子育て環境を考えるブログ』の第3回目更新です 。
前回の記事では、再開発が進む獨協大学前駅西口エリアの新たなランドマーク『(仮称)松原児童センター』の基本計画をご紹介しました。
本日は、2018年9月8日に草加市立図書館多目的ホールで実施された、松原児童センター設計者選定公開プロポーザルの結果、最優秀者に選定された株式会社御手洗龍建築設計事務所の技術提案書から、松原児童センターがどんなすてきな施設になるのか見ていきたいと思います。
たくさんの魅力が詰まった施設で情報も多いため、複数回にわけてご紹介していきます。まずは、基本概要や敷地計画、イメージパースなどを中心に見ていきます。(※以下に使用する画像は全て、草加市WEBサイトから引用しています)
◆施設概要
最優秀者:御手洗龍建築設計事務所
名称:(仮称)松原児童センター建設およびテニスコート整備工事基本・実施設計業務委託プロポーザル
建設地:埼玉県草加市松原4-2758-7の一部
地域・地区:第二種住居専用地域(変更予定、指定容積率200%、指定建蔽率60%)
敷地面積:児童センター4000m2、テニスコート3773.9 m2
施設規模:児童センター1500m2程度、テニスコートクラブハウス100m2程度
基本設計・実施設計期間:2018年度、19年度
予定工期:2019年度~21年度
開館予定:2021年度
場所はこちらです。獨協大学前〈草加松原〉駅の西口から徒歩で約11分です。
そして、建築の完成イメージパースがこちら!
建築用語でボールト屋根と呼ばれる、アーチを基本とした曲面天井を用いた建築が特徴的なデザイン設計になっています。白く優しい屋根の下、遊びまわる子どもたちが印象的です。連なる建物を水平に眺めたパースがこちら!
私も一般公開最終審査に参加させていただきましたが、設計者の御手洗龍様ご本人がプレゼンテーションをされており、ご自身も幼少期を似たような団地の風景の中で過ごした経験を語られて、この生まれ変わる松原団地の中で、子どもたちの「原風景」となるような建築を作りたいと、静かに仰られていたのがとても印象的でした。
プレゼンの中で、作成した完成イメージCG動画が紹介され、子どもたちがボールト屋根の建物の間や原っぱを走り回るような内容で、まさしく原風景となるような景色でした。敷地全体を俯瞰したパースはこちら!
各施設の名称はこちら!(画像スキャンの都合上、ちょうど道路部分を挟んで画像が上下に分かれています…)
室内や室外のイメージパースはこちら!
とてもとてもとても!素敵な施設ですね!!
審査員の講評によりますと、『ボールト屋根の特徴的な外観に魅力があり、子どもにとって驚きや憧れ、どきどきわくわく感のある施設になるという期待を持つことができ、10年、20年先を見通した建築計画としても優れ、ここで育つ子どもの心象風景にいつまでも残る建築』という評価を得たとのことでした。
これは、松原団地の再開発を象徴する素晴らしい建築となり、この街がかつての豊かさを取り戻していく原動力になるのではと、今から私もわくわくしています。
次回は、さらに詳細な内容に迫っていきます。
どうぞよろしくお願いします!
茶々@草加松原